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教員はストレスいっぱい!【小学校教員の仕事で大変だったこと】パート2

ねずちゃん
ねずちゃん
今日は大変だったことパート2だね!
りょうこ
りょうこ
そうだね!今日もよろしくね♪

今日は、

職場環境

・休憩のなさ、休みの取りづらさ

・変化を嫌う風習

・地域、学校、校長による違い

人対人の仕事

終わらない仕事量

についてお話しします。パート1はこちら↓

教員はストレスいっぱい!【小学校教員の仕事で大変だったこと】パート1 教員の仕事は、やりがいのある仕事です。その分、大変なこともいっぱい。 今回は、教員の仕事で...

職場環境

休憩のなさ、休みの取りづらさ

教員って、本当に休憩が取れないんですよ。

トイレにもなかなかいけなくて、膀胱炎になる女性の先生多いんです。

休憩時間は、子どもの話を聞いたり、遊んだり、連絡帳書いたり、丸つけしたり。

委員会や実行委員の集まりに行ったり、喧嘩の仲裁したり。

保護者に電話かけたり、教材の準備したり。

着替えたり、具合の悪い子の様子を保健室に見に行ったり……

給食は5分で食べて、子どもが給食を食べている様子を見ながら丸つけをする。

宿題の丸つけをして、その日のうちにノートを返さないといけないから……

子どもたちが下校した後は、休憩時間が45分あるはずだけど、休憩している人なんていないです。

少しでも時間があったら溜まりに溜まっている仕事をやりたいから。

そうじゃないと、帰ってからも休みの日にも仕事に追われるから……それでも終わらないんですけどね。

朝から夜までノンストップです。

こんな、ノンストップの毎日を送っているので、1日でも休んだら仕事が溜まりまくるんです。

休むと更に大変になるのが分かりすぎるから、体調が悪くても休めないんですよね。

親戚の不幸があってどうしても次の日に休まなきゃいけないときなども、自習体制を作るのに準備がめちゃくちゃ大変です。

プリントを大量に印刷して、何をやるのか子どもたちに指示する紙を書いて、自習計画を書いて、管理職にお願いして……

しかも、自分が休んだり、出張に行ったりしていないときにクラスで問題でも起きたら、「普段の担任の指導が悪い」ってなるんですよね。

自分がいないとクラスが回らないっていう状態は、「休めない」っていう思考に繋がります。

これがずっと続く仕事って、本当に大変だと思います。

変化を嫌う風習

学校って、何か1つを変えるだけでもすごく大変なんです。

「今までこうやってきたから」

「やったことがないから」

「学校を良くしていこう」より、「今まで通りが安心」ってなるんですよね。

会議でどんなに熱弁しても、変化させるのって本当に大変です。

柔軟な考え方が必要な時代なのに、学校に柔軟さはありません。

言っても言っても変わらないから、会議で発言する人が減っていく。

疲れるし、もうエネルギー使わなくてもいいかってなる。

それなのに、上からは「英語教育だ」「プログラミングだ」っていっぱい新しいことが降ってくる。

対応できないですよね。

地域、学校、校長による違い

これ、ほんっと大変です。自治体によって、教員の働き方やシステムが違うのは以前にお話ししました。↓

 

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私のように市をまたいで転任する人はそんなに多くないです。

ほとんどが市内での異動です。

ただ、市内でも、地域によって学校の雰囲気やシステムって結構違います

同じ地域でも、学校によっても変わりますね

もっと言うと、同じ学校でも、校長が変わるとガラッと変わる場合もあります。

変化を嫌うって話したばかりですが、ワンマンな校長が異動してくると、変化させまくりますよ。自分だけの価値観で……

これらの変化に苦しみ、病んじゃう先生も多いです。なので、異動や転任のタイミングで療養休暇に入る人が多いみたいです。

 

ねずちゃん
ねずちゃん
りょうこちゃんも転任で苦労したもんね。

 

りょうこ
りょうこ
そうだよ。トラウマになっちゃったよ……

人対人の仕事

教員の仕事は多くの人と関わる仕事です。教職員同士、子どもたち、保護者、地域の人……

まずは、教職員同士。

同じ学年を組む先生とは、かなりの時間を一緒に過ごすことになります。

話し合いもたくさんしないといけないし、支え合わないとやっていけないです。

なので、ここでの人間関係が難しいと、毎日が苦痛ですね……

同じ学年だけでなく、管理職とうまくいかない場合もあります。先生って、個性強い人多いですからね……

教員同士でうまくいかなくて、辞めてった先生も見てきました

そして、子どもたち。

最近は、1年単位でクラス替えをする学校がほとんど。

毎年新しいメンバーの子どもたちとクラスを作っていかないといけないんです。

昨年度うまくいったことも、今年度はうまくいくとは限らない。

人相手の仕事はマニュアルがないから難しいです

何年経験を積んでも、毎年新しく受けもつ子どもたちとの出会いはドキドキ。

楽しみももちろんありますが、大変な部分でもあります。

最後に、保護者。

どんなに理不尽なクレームを言ってくる保護者とも、1年間は保護者と担任の関係は続きます。

逃れられません。

ここが教員の特殊な大変さですよね…そして、「前の先生はこうだった」「○○先生は〜してくれたのに」など、比べられて苦しむことも結構あります。

 

終わらない仕事量

教師の仕事に終わりはないです。次から次へとやることが待ってる。

もっと教材研究をする時間があれば、もっと教科指導も充実するはずなんです。

自信をもって授業ができたら、教科指導も楽しくなるんです。

今の学校現場は、教材研究をする時間が本当にない!

行事に追われ、会議に追われ、書類に追われ、丸つけに追われ、保護者対応に追われ……

最後に勤務した学校では、ちょっと近所の公園に町探検に行くだけでも、「校外学習届け」を何枚も校長に提出し、OKをもらわないと町探検に行けませんでした。

下見計画書から実施報告書まで、めちゃくちゃ細かい書類が5枚くらいあったと思います。

授業にかけたい時間を、他の部分で全部取られちゃうんですよ

残業代が一切つかない残業をしても、仕事は一向に終わらない。

校長はさっさと帰っていく。こんな学校だらけですよ。(私のいたところはね)

・学校の職場環境は劣悪!変わらなければなり手は減る一方!

・合わない人間関係でも1年間は逃れられない!

・仕事量が半端なく多く、教材研究の時間が取れない!

 

りょうこ
りょうこ
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!次回はプラスの面を書いていきたいと思います。

 

 

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