多人数の前で話すのって、緊張しますよね…💦
私は、
「人前で話すのは得意!」
って思っていましたが、教員として仕事をしていく中で、
変えないといけないこともあったし、身に付けなきゃいけないこともたくさんありました。
話し方って深いんですよね…!
子どもたちは正直だから、大人に話すよりもずっと難しい💦
よく、テレビでは子どもたちが真剣な眼差しで話を聞いているシーンを目にしますが、
話し方がうまければ聞いてくれるし、話し方が下手なら聞いてくれない…。
これが現実です。
大人だって、つまらない話は長く聞いていたくありませんよね😅
教員の仕事をやっていく際の適切な話し方が分かるよ!
- 小学校の教員になる!
- 教員を目指している!(特に小学校)
- 実は人前で話すのが苦手!
声が小さい
教室は結構広いです。
多いと40人の子どもたちに自分の話を伝えなきゃいけないので、声が小さいのはNGです。
自信がないと、ついつい話し声が小さくなってしまいます。
自信のなさが子どもたちに伝わると、
「この先生大丈夫かな?」「この先生頼りなさそうだな…」
など、子どもたちは敏感に察知します。
明るく、後ろまで届く声で話すようにしましょう!
常に声が大きい
「えっ?小さい声はダメなんでしょ?」
そう思ったあなた❗️
そうなんです…😅小さい声が常に悪いって訳ではないんですよ…
この辺が難しいですよね…💦
意図して小声で話すこともテクニックのひとつです。
常に大声で話していては、抑揚がなくなってしまいます。
声の大小をうまく使い分けることが大切なんです✨
明るく話していたのに、声のボリュームを下げたり、小さめの声で話していたのに、急に大きな声で話したり…!
これだけでも、子どもたちを話に引き込むことができます。
小さい声で話すと、子どもたちは首をすくめたり、
大きな声で話すと
「わあ!!びっくりした!!」
なんて反応したり…😉
こんなやりとりが楽しいんですよね✨
声のボリュームに抑揚をつけて、子どもたちを話に引き込むことが大切❗️
口癖
自分では普通に話しているつもりでも、聞いてる方からしたら口癖って聞き苦しいです。
私は、話している人の口癖に気がついてしまうと、口癖が気になり話の内容が入ってこなくなります💦
自分が中学生のときの校長先生は、
「〜でね、〜でね、…ね」
と、やたらと「ね」を使う人でした。
朝会では「ね」を何回言うか数えていました😅
「ね」の数を数えていたことは鮮明に覚えているけど、話の内容は全く覚えていません😋
「ね」「え〜」「えっと」「はいっ」「では〜」
など、口癖とまでもいかないものでも、使う回数が多いと聞く方は気になりますので注意しましょう❗️
文節でいちいち区切る話し方も聞きづらいです💦
「今日は、先生が、みんなに、伝えたいことを、話します。」
ゆっくり話そうと思うと途切れ途切れになる人いますが、
ゆっくりかつ滑らかに話せるといいですね😉
早口
私は高校の非常勤講師、臨任を経験した後、小学校で働きました。
最初に働いた小学校の先生に言われたのが、
「話し方が高校生向きになってるよ。」
相手が小学生なのに、早口で話してしまっていたんです😅
伝えたい相手がどんな相手なのか、相手に合わせて話さないといけないことに気づかされました。
自分ではゆっくり話しているつもりでも、緊張したり、一生懸命話していたりすると思いの外早口になってしまうんですよね💦
小学生(特に低学年〜中学年)には、ゆっくりゆっくり話すことを心がけましょう❗️
恥ずかしくてやりたくないですが…
ボイスレコーダーで録音したり、ビデオカメラで録画したりして、自分の話し方をチェックするのが一番効果的です✨
相手に合わせたスピードで話すことが大切!!
間がない、間がありすぎ
教員は、多人数を相手に話をしなければいけません。
一方的に話すだけではなく、話している途中に様々な反応が返ってきます。
特に子どもはそのとき感じた事を素直に表現しますよね😅
相手の反応を受け入れながら話す場合もあれば、時には自分を優先しながら話さなければならない場合もあります。
特に授業中は、子どもたちに考えさせながら話を進めないといけません。
その時に大切なのが「間」です。
- 子どもたちが思考できる「間」
- 子どもたちの思考が停止しない「間」
- 子どもたちが飽きない「間」
- 子どもたちが心地よい「間」
- 子どもたちにいい意味で緊張感を与える「間」など
いろんな「間」があると思います。
毎日子どもたちと過ごしていく中で、自分にも、子どもたちにもしっくりくる「間」を見つけられるといいですよね😉
「間」は、なさすぎても聞いてしんどいし、ありすぎても間延びして話を聞く気が失せてしまいます…。
無表情
子どもたちを飽きさせないためには、表情も大切です。
目を大きく見開くだけでも、子どもたちは笑顔になってくれますよ😉
大袈裟に反応したり、動きを止めてみたり、何かしらいつもと違う表情や動作を入れるのは効果的です。
たまに小学校でも無表情な教員っていますが、やっぱり授業ものっぺりとした印象です。
子どもたちが生き生きと学習する環境は、教員の話し方や表情によって作られると言っても過言ではないでしょう。
子どもたちが楽しそうに学習している様子は、教員にとって心から嬉しいことのひとつです。
「授業がうまくいかない!」
ってときは…そんなときこそ、ちょっと力を抜いて表情豊かに話してみてはいかがでしょうか✨
話し方ひとつ、表情ひとつで、授業は変わる!!
まとめ
- 声が小さい!
- 常に声が大きい!
- 口癖!
- 早口!
- 間がない、間がありすぎ!
- 無表情!
とっても基本的なことですが、やってみると意外に難しいのが適切な話し方…😅
私もたくさん失敗していく中で、少しずつ身についていきました。
教員には、(他の人に迷惑をかけない個性なら)個性があっていいと思います✨
話し方も個性のひとつ。
自分の魅力を最大限に表現できる話し方を見つけてください❗️
そして、話し方のテクニックを身に付けて、楽しい授業を作ってください❗️
「あの先生の話し方いいな〜」
「あの先生の話は聞いてて飽きないな〜」
そんな先生を見つけたら大チャンス✨
マネから始めるのが一番簡単ですよ😉