【小学校教員のもつべき10の心得】
私が考える、小学校教員のもつべき10の心得は、ズバリこれです!
どれも大事だと思ったので、あえて数字はつけません。
・決めつけない
・比べない
・子ども目線にたつ
・視野を広くもつ
・敏感でいる
・臨機応変に動く
・ほめ上手でいる
・挫折経験を忘れない
・遊び心をもつ
・話術を鍛える
私が働いていたときに大切にしていたことでもあり、退職してから改めて考えたことでもあります。
・決めつけない
・比べない
・子ども目線にたつ
・視野を広くもつ
・敏感でいる
決めつけない
毎年新しくクラスをもつとき、引き継ぎがあります。かなりこと細やかに前担任から引き継ぎがあるのですが、私は引き継ぎが嫌いでした。なぜなら、
先入観をもちたくないからです。
もちろん、アレルギーや体調面に関しては事前に知っておかなければならないです。ただ、その子の性格とか、行動とか、あんまり細かく聞いても実際に接してみないと分からないですよね。
「この子はこういう子だ」って決めつけて、その決めつけで指導していくべきではないです。
子どもは変わっていきますから。よくなっていきますから。
決めつける教員が多いと感じたことから、決めつけないことの大切さを感じるようになりました。
比べない
誰かと比べて、「この子はダメ」「この子は乱暴」などと判断してはダメです。
その子が昨日よりも今日、0.1mmでもよくなっていたら、そこを認めてあげるべきです。
もしかしたら、それでも全然他の子に比べたらダメかもしれない。だから比べちゃダメなんです。
「昨日は忘れ物を5個したけど、今日は4個になったね!成長してるね!」
こんな感じです笑
大人でも誰かと比べられたら嫌ですよね!
子ども目線にたつ
喧嘩の仲裁をするときには特に大事です。喧嘩になった原因を聞くと、大人からすると「なんでそんなことで怒るの!?」「そんなくだらないことで喧嘩しないで!」とか、思うことがほとんどです。
でも、本人たちには本気の本気です。大人目線にたってたら、子どもたちの喧嘩の仲裁はできません。
大人にとってはくだらないことも、子どもにとっては大切なことなんですよね。
視野を広くもつ
多くの子どもたちを1人で見ていかなきゃいけない教員は、視野を広くもっていなければいけません。
誰かと話してても、子どもと遊んでても、常に視野は広くもっておくべきです。
ちょっと気になる子、元気がない子、様子がいつもと違う子などがいたら、視野に入れておくと色々気づけます。
「えっ……!先生、見てたの!?」「えっ……!なんで知ってるの?」
こんな風に子どもたちに言われるのを目指してました。
敏感でいる
「視野を広くもつ」にちょっと似ていますね。
子どもたちが一生懸命成長しよとしている毎日に寄り添う教員は、敏感でいないといけないです。(鈍感でいられる方が楽なときもありますけどね……)
様子がおかしいな、元気がないな、顔色が悪いな、いつもより元気だな、○○と遊ばなくなったな、最近忘れ物がふえたな、食欲がないな……etc
敏感に変化に気づけることができれば、声をかけたり、誉めたり、保護者に伝えたり、なんらかの対応をすることができますよね。
敏感でいることって、時にはつらいと思うこともあります。でも、敏感でいられなければ教員の仕事は務まらないです。
まとめ
・決めつけない→先入観をもたない!子どもは成長する!
・比べない→その子自身をちゃんと見る!
・子ども目線にたつ→大人目線じゃ見えないものがある!
・視野を広くもつ→見ないと気づけない!
・敏感でいる→常にアンテナをはる!